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(H26.5.26更新)

第94回 特集展示

河内平野の弥生王墓

◆平成26年7月16日(水)~9月1日(月)◆

毎週火曜日休館

会  場 8階 特集展示室
時  間 9:30~17:00(金曜は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
観 覧 料 常設展示観覧料でご覧いただけます
主  催 大阪歴史博物館・
公益財団法人大阪市博物館協会大阪文化財研究所

大阪歴史博物館では、平成26年7月16日(水)から9月1日(月)まで、8階特集展示室において、特集展示「河内平野の弥生王墓」を開催します。

加美遺跡は平野区加美東一帯にある弥生時代から奈良時代にかけての遺跡です。昭和59年(1984)に加美東6丁目で行った調査で、地下約3.5mのところから弥生時代中期の2基の墳丘墓(Y-1号墓・Y-2号墓)が見つかりました。そのうちY-1号墓は、墳丘裾部で南北26m、東西15m、高さ3mと規模が大きく、墳頂部から23基の埋葬が見つかりました。

墳丘のほぼ中央に位置する5号木棺はこの墳丘墓の中心となる埋葬であり、板材を2枚重ねた荘重な作りの木棺を用いていました。その北側には着装品を持つ埋葬があり、2号木棺からは円環型銅釧(えんかんがたどうくしろ)1点とガラス平玉1点、14号木棺からは円環型銅釧1点、1号木棺からはガラス勾玉(まがたま)1点と丸玉(まるだま)1点が出土しました。中でも円環型銅釧は北部九州や対馬、朝鮮半島に分布する型式の銅釧であり、加美遺跡の被葬者が西日本から東アジアに広がる交流ネットワークと関わりを持っていたことがうかがえます。

加美遺跡Y-1号墓は、墳丘規模が河内平野最大であり、当時貴重であったガラスや銅で作られた着装品を持つ人物が埋葬されていたことなどから、河内平野の諸集落を指導する立場(「王」)にあった有力家族の墓とみられます。この墳墓から出土した資料をまとめて展示することで、弥生時代の首長と社会の様相についてご紹介します。


期間中の関連行事

学芸員による展示解説
【日 時】 平成26年7月19日(土)、8月23日(土)
午後2時より30分程度
【担 当】 杉本厚典(当館学芸員)
【会 場】 大阪歴史博物館 8階 特集展示室内
【参加費】 無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です)
【参加方法】 当日直接会場へお越し下さい
講演会「加美遺跡で見つかった弥生王墓の謎にせまる」
【日 時】 平成26年8月9日(土)
午後3時~午後4時30分(受付・開場は午後2時30分から)
【講 師】 田中清美(公益財団法人大阪市博物館協会大阪文化財研究所学芸員)
【会 場】 大阪歴史博物館 4階 講堂
【定 員】 250名(事前申し込み)
【参加費】 300円(常設展の観覧券もしくは半券提示の方は無料)
【申込方法】 往復ハガキに住所・氏名・連絡先電話番号・返信面に返信先を明記の上、下記あてにお申し込みください。ハガキ1枚につき申込者1名様に限ります。

〒540-0008
大阪市中央区大手前4丁目1番32号
大阪歴史博物館「弥生王墓の謎」係

参加申し込みをされた方の個人情報は、この事業に関する連絡のみに使用します。また、本人の同意なしに個人情報を第三者に開示・提供することはありません。

【締 切】 7月25日(金)当日消印有効(応募者多数の場合は抽選)

主な展示資料

展示資料数:約80件
Y-1号墓から出土した土器
Y-1号墓から出土した土器
弥生時代中期 大阪市教育委員会蔵 大阪市指定文化財
Y-1号墓1号木棺出土のガラス勾玉と丸玉
Y-1号墓1号木棺出土のガラス勾玉と丸玉
弥生時代中期 大阪市教育委員会蔵 大阪市指定文化財
銅釧とガラス平玉(1・3:Y-1号墓2号木棺、2:同14号木棺)
銅釧とガラス平玉(1・3:Y-1号墓2号木棺、2:同14号木棺)
弥生時代中期 大阪市教育委員会蔵 大阪市指定文化財