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江戸時代の南海地震と大阪

(2025.1.10更新)

令和7年1月5日(日)~令和7年3月17日(月)(予定)

近年、国内の各地で地震や津波による災害が続いており、南海トラフ巨大地震への防災意識も高まっています。
 大阪では、嘉永7・安政元(1854)年に地震と津波による大災害が起こりました。安政南海地震と呼ばれるこの地震を受け、人びとは、宝永4(1707)年に起こった南海地震の記録や被害状況を思い起こすとともに、一枚刷りの発行や石碑の建立など、さまざまな形で後世への注意喚起の取り組みを進めました。
 この展示では、当時の様子を伝える一枚刷りや関連資料を紹介し、その被害の大きさを振り返ります。

(島﨑)

大地震大津波末代噺
江戸時代後期 本館蔵
大地震大津波末代噺
上段の「大地震大津浪末代噺二編」では、安政地震による諸国の被害の様子が記されている。下段は、宝永4(1707)年に起きた地震が今回の安政地震に似ているということで、そのときの被害状況が記されている。左下隅の絵では、大坂城の馬場に避難している市中町人の姿が描かれている。

フロア /9階 コーナー /大阪の幕末・維新
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