1. ホーム
  2. 展示・イベント
  3. 常設展示
  4. 展示更新情報
  5. 鴻池幸方が見ていた景色

鴻池幸方が見ていた景色

(2025.2.21更新)

令和7年2月13日(水)〜5月12日(月)予定

7階常設展示「鴻池家の生活用具」では江戸時代から近代まで、大阪で幅広く商業活動を展開した豪商・鴻池家のゆかりの品々を紹介しています。
 現在は、11代目当主幸方の趣味で集めていた幻灯機と種板を展示しています。幸方は多彩な趣味の持ち主で、機械収集もその一つでした。幻灯機以外にも写真機、蓄音機、ラジオ、オルゴールなどを所有していました。
 機械を通して幸方が見ていた景色を、私たちも眺めてみたいと思います。

(奥本)

幻灯機
近代 鴻池善右衞門氏寄贈 本館蔵
>幻灯機
スライド映写機の原型で、日本には幕末に伝わりました。本体に石油ランプを入れて光源とし、レンズを用いて種板を拡大投影しました。よく見ると、本体には孔穴(まるあな)がいくつもあります。ここから熱をのがしていたのでしょう。

幻灯機種板
近代 鴻池善右衞門氏寄贈 本館蔵
幻灯機種板
鴻池家所蔵の種板は800枚以上あり、「内國名所」「外國名所」といった分類のもと箱に収納されていました。今回は大阪を中心とした都市の観光名所や、イギリスのバッキンガム宮殿、フランスのオペラ座といった世界的な文化遺産が映し出された種板を展示します。


フロア / 7階 コーナー /鴻池家の生活用具
7階フロアマップ