大阪紡績会社と紡績女工
(2025.2.21更新)
令和7年2月19日(水)~5月26日(月)(予定)
「産業の展開」のコーナーでは、明治16年(1883)に大阪市大正区三軒家(開業当初は、西成郡三軒家村)にて操業を開始した大阪紡績会社(東洋紡株式会社の前身)の工場図を展示しています。三軒家の紡績工場は、明治期における大阪の産業発展を象徴する存在でした。大正期になると、工場で働く紡績女工たちは、鹿児島県や沖縄県の出身者が多くなり、大正区の沖縄コミュニティが形成されるきっかけとなりました。工場があった付近の三軒家公園には、「近代紡績工業発祥の地」(昭和36年建立)の石碑があります。
(猪岡)
フロア / 7階 | コーナー /社会・産業 産業の展開コーナー |
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