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  5. 鴻池家の生活用具「寿ぎの扇」

寿ぎの扇

(2025.5.23更新)

令和7年5月14日(水)〜7月28日(月)予定

7階常設展示「鴻池家の生活用具」では江戸時代から近代まで、大阪で幅広く商業活動を展開した豪商・鴻池家のゆかりの品々を紹介しています。
 今回は大正天皇即位礼にあわせて誂えたといわれる舞扇を展示します。舞扇は主に舞踊で用いられ、振る、回す、投げるなどの動きにも耐えうる作りとなっています。そして華麗な意匠で舞の表現を引き立たせる、舞台芸能に欠かせない扇です。
 実用性と美的装飾を兼ね備えた扇子をぜひご覧ください。

(奥本)

渡辺祥英筆 梧の花図
近代 鴻池善右衞門氏寄贈 本館蔵
渡辺祥英筆 梧の花図
渡辺祥英は大阪生まれの日本画家。渡辺祥益に師事し、叙情性と写実性を融合させた四条派の書風を学びました。題材のあおぎりは家具や楽器に使用され、鳳凰の別称を持つ植物です。

田畑秋濤筆 落葉に犬図
近代 鴻池善右衞門氏寄贈 本館蔵
田畑秋濤筆 落葉に犬図
田畑秋濤は京都生まれの日本画家。明治・大正期に活躍した日本画家の菊池芳文に弟子入りし、花鳥・山水画を得意としました。

フロア / 7階 コーナー /鴻池家の生活用具
7階フロアマップ