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森の宮遺跡第1・2 次発掘調査の記録

(2025.10.2更新)

令和7年10月1日(水)~12月28日(日)予定

森の宮遺跡は、大阪歴史博物館から東へ約1㎞、森の宮駅の周辺に、森の宮遺跡という縄文時代~近世の複合遺跡があります。本遺跡は、今から半世紀以上も前に初めての本格的な発掘調査が行われ、大規模な貝塚を含む、大阪市内では数少ない縄文時代の遺跡が存在していることが確認されました。関西在地の縄文土器が多数出土し、北陸や東北などの遠隔地からもたらされた土器も見つかっています。人々の積極的な活動が読み取れます。

森の宮遺跡では、現在でも開発に伴って遺跡の詳細や時期による変遷などの調査が続けられていますが、今回は、初の本格的な調査である、1971年の第1・2次発掘調査で出土した縄文土器を一部ご紹介します。

(安岡)

特別企画展「大阪の宝 in 大阪歴史博物館」(会期:令和7年(2025)9月13日(土)から10月13日(月・祝))に出陳の、大阪市指定文化財「金箔桐文方形飾瓦」(豊臣時代(16世紀末)大阪歴史博物館保管)も、この1971年の発掘調査で出土しました。
展示風景
『特陳 森の宮遺跡展―私たちの考古学―』展示リーフレット
大阪市立博物館1971年
(画像紹介:実物の展示はありません)
『特陳 森の宮遺跡展―私たちの考古学―』展示リーフレット
森の宮遺跡第1・2 次発掘調査ののち、大阪市立博物館(当館の前身)で展示が行われました。当時の大阪市立博物館は考古学の入門向けとして、「私たちの考古学」というタイトルで定期的に展示を実施しており、本展はそのシリーズの一つとして開催されました。本リーフレットは、当館2階学習情報センター「なにわ歴史塾」でご覧いただけます。
フロア / 10階 コーナー /特設展示コーナー
10階フロアマップ