
会 期 | 令和7年4月16日(水)~令和7年6月23日(月) ※火曜日休館 ただし4月29日(火・祝)・5月6日(火・振休)は開館、 5月7日(水)は休館 |
会 場 | 8階 特集展示室 | 時 間 | 9:30~17:00 ※入館は閉館30分前まで |
観覧料 | 常設展示観覧料でご覧いただけます |
主 催 | 大阪歴史博物館 |
大阪歴史博物館では、令和7年(2025)4月16日(水)から6月23日(月)まで、8階特集展示室において特集展示「オープン the タイムカプセル」を開催します。
本展示でスポットを当てるタイム・カプセルEXPO’70(以後、カプセル)は昭和45年(1970)に開催された日本万国博覧会を記念して、毎日新聞社と松下電器産業株式会社(現・パナソニック ホールディングス株式会社)によりつくられました。当時の文化を5,000年後の人類に向けて残すためにカプセルは4機製造され、そのうち2機は大阪城公園本丸御殿跡の地下15mに埋設されました。地上用に残された2機のうち、1機をパナソニック ミュージアムに、残り1機を当館の1階にて展示しています。
本年に大阪・関西万博が開催されることを記念してカプセルを“開封”し、2,098点に及ぶ物品と記録の中から「20世紀」「継承」「進歩」の視点で選りすぐった約130点を紹介します。
収納品はカプセルと別に保存していますが、本展示を観た方々がカプセルを開くイメージで個々の記憶を次々に開封していき、さらにその記憶を次世代へ伝えていただきたいという想いから展覧会名を「オープン the タイムカプセル」としました。
収納品を通して55年前の人々の暮らしや技術に目を向け、今後50年、100年先の未来に思いを馳せる機会となれば幸いです。
主な展示資料
第1章 20世紀
万博開催時期の社会状況、暮らしの様子、流行や娯楽などを資料・写真をもとに紹介します。
大阪歴史博物館蔵
大阪歴史博物館蔵
表紙(左)と行動記録の一部(右)
第2章 継承
近代社会の中で生まれ、現代へと受け継がれてきた日常生活の必需品を紹介します。
左からポリノジック(ロンドンサテン)、
レーヨン、キュプラ、
ポリノジック(ギンガム)、アセテート
第3章 進歩
昭和40年代の科学技術の進歩を示す収納品を紹介します。
万博開催から現在まで55年の間、社会がどのような変化を遂げてきたか見つめます。
左から「新幹線 電車(動力車)12号車 22形式」、「国電 クハ103型」、
「汽車 機関車(炭水車付き) C62型」
タイム・カプセルEXPO’70について
関連行事
展 示 解 説 | |
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【日 時】 | ①令和7年(2025)4月29日(火・祝)、②6月8日(日) いずれも午後2時から30分程度 |
【担 当】 | 奥本 未世(大阪歴史博物館 学芸員) |
【会 場】 | 大阪歴史博物館 8階 特集展示室 |
【参加費】 | 無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です) |
【参加方法】 | 当日直接会場へお越し下さい。(※事前申込不要) |
16mmフィルム〈表情1970〉 デジタルリマスター上映会 〜カプセルに封印された昭和の記録、甦る20世紀の日常〜 |
カプセルに収納するため制作された映画を16mmフィルムからデジタルリマスター化して上映します。人々の営み、政治、文化、芸能、民俗…60年代〜70年代を中心に日本のさまざまな断面を捉えた貴重な記録映像をご覧いただけます。 |
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【日 時】 | 令和7年5月3日(土・祝)
午前10時30分、午後1時、午後3時30分 ※入れ替え制、各回75分程度 |
【会 場】 | 大阪歴史博物館 4階 講堂 |
【定 員】 | 各回250名(当日先着順、整理券配布) |
【参加費】 | 無料(ただし、常設展示観覧券が必要です) |
【参加方法】 | 当日直接会場へお越しいただき、整理券をお受け取りください 各回開始30分前に4階講堂前にて整理券を配布します。 整理券はひとり1枚ずつお渡しいたします。 |