大阪歴史博物館:特集展示「新発見!なにわの考古学2026」
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(2026.7.15更新)
「新発見!なにわの考古学2026」
 
会 期 令和8年9月9日(水)~11月23日(月・祝)
※火曜日休館
※ただし、9月22日(火・祝) 9月23日(水・祝)11月3日(火・祝)は開館 9月24日(木)11月4日(水)は休館
会 場 8階 特集展示室
時 間 9:30~17:00
※入館は閉館30分前まで
観覧料 常設展示観覧料でご覧いただけます
主 催 大阪歴史博物館
共 催 大阪市教育委員会・公益財団法人大阪府文化財センター

大阪歴史博物館では、令和8年(2026)9月9日(水)から11月23日(月・祝)まで、特集展示「新発見!なにわの考古学2026」を開催します。

本展示は、令和6・7年度を中心に、大阪市教育委員会、公益財団法人大阪府文化財センターが行った大阪市内の遺跡発掘調査のうち、主な調査成果を出土遺物や写真パネルで紹介するものです。

大阪市内には数多くの遺跡があり、毎年各所で発掘調査が行われています。本展示では、弥生~古墳時代のムラから見つかった土器(平野区長原遺跡、中央区大坂城下町跡下層)や後期難波宮の瓦(中央区難波宮跡)、豊臣期の金箔瓦(中央区大坂城跡)や徳川期の鋳造関連遺物(中央区大坂城下町跡)など、最新の発掘調査成果を展示します。

これらを通して、都市大阪が長い歴史を基盤として成り立っていることを感じていただければ幸いです。


主な展示資料

展示資料数:約150件
粘土採掘の穴から出土した土器

写真提供(公財)大阪府文化財センター

粘土採掘の穴から出土した土器(平野区長原遺跡)
弥生~古墳時代(3世紀前後)
大阪市教育委員会保管
長原遺跡では粘土を採掘したと考えられる穴が250基以上見つかりました。写真の土器はその粘土採掘の穴から出土したかめで、左からそれぞれ弥生時代後期、弥生時代終末期、古墳時代前期のものです。新しくなるほど、徐々に土器の底が丸くなっていく様子がうかがえます。いずれも表面にすすがついており、煮炊きに使われたものと思われます。
古墳時代のムラから見つかった土師器

写真提供(公財)大阪府文化財センター

古墳時代のムラから見つかった土師器はじき(中央区大坂城下町跡下層)
古墳時代(4~5世紀)
大阪市教育委員会保管
大坂城下町として発展する前の上町台地の西側には、大阪湾岸の砂浜上に営まれた弥生時代から平安時代のムラが埋まっていました。今回の調査では、古墳時代に掘られた穴から、小さな壺と3点以上の高坏たかつきがまとまって見つかりました。
後期難波宮の瓦

写真提供(公財)大阪府文化財センター

後期こうき難波宮なにわのみやの瓦(中央区難波宮跡)
奈良時代(8世紀)
大阪市教育委員会保管
難波宮跡の調査では、前期難波宮の朝堂院南門ちょうどういんなんもんに接続する回廊かいろうの一部が見つかりました。また難波宮が廃絶したあとに整地を行った地層から、三重円の模様をもつ重圏文軒丸瓦じゅうけんもんのきまるがわら(写真左上)など、後期難波宮で用いられたとみられる瓦が出土しました。
金箔瓦と刻印瓦
金箔瓦きんぱくがわら刻印瓦こくいんがわら(中央区大坂城跡)
豊臣期(16世紀後葉)
大阪市教育委員会保管
大坂城跡の調査では、豊臣期の溝などから金箔瓦や刻印瓦が出土しました。金箔瓦はいずれも破片でしたが、菊文瓦きくもんがわら(写真左上)、や巴文軒丸瓦ともえもんのきまるがわら(写真左下)、など各種の瓦がありました。刻印瓦は、丸瓦に「天上」と刻まれていました(写真右)。
鋳造関連遺物

写真提供(公財)大阪府文化財センター

鋳造関連遺物(中央区大坂城下町跡)
江戸時代前半(17世紀)
大阪市教育委員会保管
大坂城下町跡の調査では、小型で丸底の取っ手付き坩堝るつぼがまとまって出土しました。蓋はなく、溶けた金属のかすが付着していることから、地金を溶解して鋳造するために用いたと考えられます。近隣の類例から、真鍮しんちゅうの鋳造に関わる可能性があります。

関連行事

「大阪の歴史を掘る2026」
-後期難波宮造営開始1300年記念講演会-
【日 時】 令和8年10月25日(日)
午後1時30分~4時15分(午後1時より受付開始)
【会 場】 大阪歴史博物館 4階 講堂
【題 目】 「大阪市内の発掘調査成果―令和6・7年度を中心に―」
   田中 裕子(大阪歴史博物館 学芸員)

「難波津について」
   西本 昌弘 氏(関西大学 名誉教授)

「難波市について」
   栄原 永遠男 氏
   (大阪市立大学 名誉教授・大阪歴史博物館 名誉館長)
【参加費】

1,000円

【定 員】 250名
【参加方法】 インターネットでお申し込みください。
■事前申込制(先着順)

《申込期間》8月25日(火)より申込受付予定


展示解説
【日 時】 ①令和8年9月26日(土)、②10月3日(土)、③11月7日(土)
いずれも午後2時から30分程度
【担 当】 田中 裕子(大阪歴史博物館 学芸員)
【会 場】 大阪歴史博物館 8階 特集展示室
【参加費】 無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です)
【参加方法】 当日直接会場へお越し下さい。(事前申込不要)


体験!なにわの考古学~発掘調査のお仕事体験~
【日 時】 令和8年11月15日(日)
午後2時~4時(午後1時30分より受付開始)
【会 場】 大阪歴史博物館 8階 なにわ考古研究所 ・ 4階 第1研修室
【参加費】 無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です)
【定 員】 10組20名(小・中学生とその保護者)
【参加方法】 インターネットでお申し込みください。
■事前申込制(先着順)

《申込期間》9月15日(火)より申込受付予定
【内 容】 8階なにわ考古研究所の復元発掘調査現場の解説
陶磁器の接合体験、瓦の拓本体験
※大阪歴史博物館開館25周年記念行事の一環として実施します。

※関連行事の詳細につきましては、
後日、当館ホームページ(https://www.osakamushis.jp/ )等にて、ご案内します。


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