飛鳥・藤原の寺々―古代の景観を彩る―
(2026.11.1更新)
令和8(2026)年10月28日(水)~ 令和9(2027)年1月18日(月)(予定)
6世紀中頃、百済から日本に仏教が伝わりました。崇峻天皇元年(588)には、日本初の本格的な寺院とされる飛鳥寺の造営が始まり、その後、飛鳥の地には蘇我氏をはじめとする有力豪族や大王家によって、数多くの寺院が建立されました。持統天皇8年(694)に藤原京へ遷都すると、京の各所にも国家によって寺院が造営されました。これらの寺々は、仏教の力によって国家を守るとともに、都の景観を華やかに彩り、人々の心を支える重要な役割を担っていました。当時の寺院跡からは、屋根を飾った瓦や、仏の姿を表した塼仏など、さまざまな遺物が見つかっています。これらは、かつて飛鳥・藤原の地に壮麗な寺院が建ち並び、古代の人々が目にした美しい景観を伝える貴重な手がかりです。
今年(令和8年・2026年)、「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産に登録されたことで、古代日本の政治や文化・信仰を育んだこの地に、あらためて注目が集まっています。今回は、飛鳥・藤原の寺々から過去に採集されたと伝わる貴重な遺物を展示します。千年以上の時を超えて残された瓦や塼仏を通して、寺院の荘厳な姿や、古代の都を彩った景観に思いをめぐらせてみてください。
(岡本)
| フロア / 10階 | コーナー / 特設展示コーナー |
![]() |
|

