万国博覧会の華 ―藪 明山―
(H26.6.27更新)
平成16年11月3日(水)~平成17年2月28日(月)(予定)(期間中展示替えを致します)
本館所蔵の藪 明山 作品が現在開催中の「世紀の祭典 万国博覧会の美術」展に出品されています。今回はその開催にあわせ、明山作品と制作関連資料をご紹介いたします。
藪 明山作 本館蔵(森田和子氏寄贈)


(香炉用 )色見本皿
藪 明山作 本館蔵(森田和子氏寄贈)
藪 明山作 本館蔵(森田和子氏寄贈)

藪 明山作 本館蔵(森田和子氏寄贈)

藪 明山作 本館蔵(森田和子氏寄贈)
藪 明山(1853~1934)は明治~大正時代を中心に、堂島で「輸出陶器」の制作ならびに販売を手掛けた陶画工です。作品は精巧かつ華麗な上絵付を特徴とし国内外の万国博覧会へ出品・販売し、世界的に高い評価を得ました。
今回は、明山の代表作のひとつである「富士・藤・孔雀図大花瓶」や細密な絵付を施した極小の作品のほか、それらの制作に用いられた上絵付用の「下絵銅版」、下絵を転写した状態の素地、絵付に用いる顔料の発色見本など、制作に関連する資料も併せて展示しています。この機会にどうぞご覧下さい。
フロア / 7階 | コーナー / 文化―美術・工芸の諸相 |
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