水都大阪の近代建築
(H26.6.24更新)
平成21年7月29日(水)~ 11月3日(火)(予定)

造幣局 『近畿名勝大観』より 明治43年刊 本館蔵

中之島界隈 平成14年撮影

北浜の近代建築群 平成13年撮影
水都大阪2009の開催に合わせ、大阪では身近な水辺を見直そうという動きが高まっています。大阪歴史博物館7階では、「水都」大阪を象徴する都市景観を形作ってきた近代建築を写真パネル15点で紹介します。
大阪が「水都」「水の都」と盛んに呼ばれるようになるのは、大正時代半ばに北浜や堂島周辺に8階建程の高層建築が出現し、中之島周辺を見下ろすことができるようになった時代と重なります。明治時代後半から大正時代にかけて、中之島には図書館や公会堂、旧市庁舎などが建てられ、モダンな近代建築が中之島の緑や水面に美しく映えました。
「水都」と呼ばれた近代の大阪は同時に「煙の都」とも呼ばれ、また都市開発も著しく、都市景観や生活環境が激変した時代でした。そのなかで中之島周辺の美観は、水運とともに発達した大阪の伝統を回顧する場所であったのかもしれません。今日でも、大阪の水辺には往時をしのぶ近代建築がたくさんあります。古写真と最近の写真を通して、大阪の水辺の魅力を再発見してください。
フロア / 7階 | コーナー / 写真パネルコーナー |
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