“人間国宝(にんげんこくほう)”・角谷一圭(かくたにいっけい)
による鏡製作(かがみせいさく)
(H26.6.24更新)
平成21年9月2日(水)~ 11月16日(月)(予定)
展示品内訳:
- 瑞花双鳳文八稜鏡 1点
- 瑞花双鳳文八稜鏡 下絵 1点
- 瑞花双鳳文八稜鏡 鋳型 1点
- 水草双鳥文鏡 一式
- 鋳型 1点
- 鋳型からとりだした状態の鏡 1点
- 完成品(水草双鳥文鏡) 1点
- 製作用具(ヘラ) 4点
- 素材(銅・錫・銀) 各1点

■瑞花双鳳文八稜鏡

■水草双鳥文鏡

■鋳型からとりだした状態の鏡
角谷一圭(1904‐1999)は大阪市東成区深江に生まれた釜師で、伝統的な茶の湯釜(芦屋釜)製作を極めるために、和鏡の文様に対する研究を重ねたといわれる。昭和48年(1973)の第60回式年遷宮に御神宝鏡31面を、平成5年(1993)の第61回式年遷宮に際しても御神宝鏡31面を製作している。昭和53年(1978)に重要無形文化財保持者(茶の湯釜)に認定された。ここに展示した資料は、昭和52~53年に行った鏡の復元製作に際して使用・製作されたものである。
フロア / 7階 | コーナー / 美術工芸の諸相 |
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