大川と造幣局・泉布観 「初公開!明治期造幣局古図面写」
(H26.6.24更新)
平成21年8月26日(水)~ 11月3日(火)(予定)
展示品:
- 明治期造幣局古図面写 4点 本館蔵
- 創業当時の造幣寮全図 1点 本館蔵

金銀貨幣鋳造場正面図(部分) 明治期造幣局古図面写より
水都大阪2009の期間中、造幣局に関する資料を展示します。造幣局は明治4年(1871)に創業した貨幣工場です。水運に恵まれた大川に面して敷地が選ばれ、本格的な洋風の工場群が姿をあらわしました。近代の「水都大阪」を象徴する風景として、さまざまな名所絵にも描かれました。
今回展示するのは、明治期の造幣局古図面の写しです。文明開化の象徴であった旧金銀貨幣鋳造場が改築された昭和初期、貴重な明治期の建物の記録を留めようと筆写された図面で、平成19年度に吉田高子氏より寄贈されたものです。研究者の間ではその存在は知られていましたが、今回の展示ではその一部を初公開します。建設当初の泉布観の姿を伝える図面を含むこれらの貴重な資料を、この機会にぜひご覧ください。
なお、9月25日(金)~27日(日)に泉布観が特別公開されます。詳しくは「大阪市ゆとりとみどり振興局」のページをご覧ください
フロア / 7階 | コーナー / 近代都市の建設 |
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