上町台地北端の古墳関連遺物
(H26.6.23更新)
平成22年4月1日(木)~6月28日(月)(予定)

容器の蓋か、器をのせる台の脚の部分と思われる。このような容器は前期古墳(4世紀)でよく見られる。

3つの山が連なる形をしており、大刀の柄(握る部分)の飾り(護拳帯 )に使われる。前期難波宮内裏回廊の柱穴から出土していることから、宮殿を造るときに破壊された古墳の副葬品であったと思われる。
上町台地の遺跡というと、難波宮や大坂城を思い浮かべる方が多いかと思います。ただ、発掘調査をしているとしばしば埴輪や玉などの古墳に関連する遺物が発見されることがあります。これはかつて古墳があったことを示しています。現在地上にまったく残っていないのは、難波宮造営や大坂城築城など多くの開発があったためでしょう。
展示では写真のような滑石製容器や三輪玉の他に、耳飾り(
フロア / 10階 | コーナー / 特設展示コーナー |
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