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古墳時代の土器作り、玉作り関連資料

(H26.6.11更新)

平成23年7月6日(水)~ 10月3日(月)(予定)

須恵器の当て具
須恵器の当て具すえきのあてぐ
写真左の木製品は、須恵器の甕や壺の製作で器表を叩く際に、内側から当てて押さえる道具です。ゴルフクラブのような当て部には、同心円の文様が年輪を利用して彫り込まれています。このような道具を使うと、内側に写真右のような同心円の文様がつくのです。

長原遺跡は大阪市平野区の南東に位置する旧石器時代から近世にかけての複合遺跡です。古墳時代中~後期(5~6世紀)には遺跡の東側と西側でムラが営まれ、200を超える古墳が造られました。また、この時期は日本列島において、手工業生産が飛躍的に発展する時期で、長原遺跡でもさまざまな「ものづくり」が行われていたことがわかっています。今回の展示では、その中で土器作りと玉作りに関連する資料を紹介します。(寺井誠)

フロア / 10階 コーナー / 特設展示コーナー
10階フロアマップ