江戸時代の大坂を襲った地震と津波
(H26.6.12更新)
平成23年8月31日(水)~ 10月24日(月)(予定)

大坂大津浪図
安政南海地震による津波の被害を絵図にまとめたもの。木津川周辺の新田など浸水したほか、津波は道頓堀川さかのぼり、船を流し橋を壊したことがわかる。
今年3月の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では、津波の恐ろしさを再認識させられました。江戸時代の大坂でも何度か南海地震による大きな津波の被害を受けてきました。南海地震は海側のフィリピン海プレートが陸側のユーラシアプレートに沈み込むことによって起こる地震で100~150年の周期で起こっています。江戸時代では、1707年の「宝永地震」と1854年の「安政地震」がよく知られています。今回は、一枚刷りなどの資料がよくのこっている「安政地震」を中心に、その揺れと津波による被害などについて紹介します。(八木滋)
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