大阪松竹座のパンフレット類
(H26.6.12更新)
平成23年10月12日(水)~ 11月28日(月)(予定)

松竹座35周年特集パンフレット
昭和33年(1958) 本館蔵(大上實氏寄贈)
昭和33年11月に出版された「松竹座35周年特集号」と題されたパンフレット。当時の道頓堀の町並みの紹介、座談会などが収録されるほか、バイオリニストの辻久子の初舞台の思い出をはじめ、各界の著名人が松竹座との関わりを語っています。

松竹座開館五周年記念パンフレット
昭和3年(1928) 本館蔵(柴垣和夫氏寄贈)
記念興行として松竹楽劇部による春のおどり「花五色」の上演、洋画「つばさ」を上映。パンフレット冒頭には白井松次郎が五周年の挨拶を述べ、5年の回顧などが収録されています。

大阪松竹座参等席回数観覧券綴
昭和初期 本館蔵(柴垣和夫氏寄贈)
3等席5回分の回数券の綴で、値段は金3円とあります。すでに使用されて回数券はありませんが、モダンなデザインの表紙が残されています。
大阪松竹座は、今から88年前の大正12年(1923)5月17日に開場しました。関西初の洋式劇場で、戦前は洋画を中心に上映し、同時に松竹楽劇部(後の大阪松竹歌劇団)による少女レヴューも上演され、「春のおどり」は大阪名物に数えられるほどになります。今回の展示は、「ミュージアムウィークス大阪2011」の「8」をテーマにした展示の一環として、88周年の大阪松竹座のパンフレットやチケットなどで当時の興行の足跡を紹介します。(澤井浩一)
フロア / 7階 | コーナー / 上方芸能の展開 |
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