
(H24.10.26更新)
秋のシリーズ「学芸員の様々な研究」
主 催 | 大阪歴史博物館 |
会 場 | 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内 |
参 加 費 | 200円 |
定 員 | 250名(先着順) |
受 付 | 18時から開始、直接会場へお越しください。 |
お問合せ | 大阪歴史博物館 〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32 なにわ歴博講座係 TEL 06-6946-5728/FAX 06-6946-2662 |
日程・内容
- 平成24年 10月26日(金)
- 18:30~19:45
- 近世大坂における盗品調査と仲間
- ■西本菜穂子(当館学芸員)
- 大坂町奉行所の盗賊改は、火附・盗賊・博打・暴行者などの捕縛吟味を担っていました。その盗賊改のもとで盗品調査の御用を担っていた株仲間が、質屋・古手(古着)屋・古鉄古道具屋です。彼らは盗品の売り先となる恐れがあるため、それを逆に捜査の手がかりとするべく、近世の初期から株仲間を形成させられていました。今回は彼ら仲間を取り上げ、奉行所との関係などを考えます。
- 平成24年 11月 2日(金)
- 18:30~19:45
- 大阪市中央公会堂建設秘話―大阪財界の動向と関わらせて―
- ■杉本厚典(当館学芸員)
- 大阪市中央公会堂建設資金の寄付者岩本栄之助が寄付の意思を公表したのは、明治44年(1911)のことでした。この年には、恩賜財団済生会の設立、毎日新聞大阪社会事業団の設立、大阪を代表する財閥鴻池家・住友家・藤田家の各当主への男爵位授与などの出来事がありました。実は、栄之助の寄付表明とこれらの出来事は、一連のものとして把握することができると考えます。当時の大阪財界の動向と関わらせて、公会堂建設の知られざる歴史をご紹介します。
- 平成24年 11月 9日(金)
- 18:30~19:45
- 特別展関連行事のため、なにわ歴博講座はお休みです
- 平成24年 11月16日(金)
- 18:30~19:45
- 広開土王碑の拓本について
- ■文珠省三(当館学芸員)
- 大阪歴史博物館では市民の方から寄贈していただいた歴史資料の中に、「広開土王碑」の拓本があります。これまで、歴史研究にもつ各種の広開土王碑拓本の意義などについて、この講座でお話をさせていただきました。今回は、当館所蔵の拓本を原石拓本や他の石灰拓本と比較しつつ紹介します。
※演題・内容等は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。