
初夏のシリーズ 「近世・近代大阪の文化」
初夏のなにわ歴博講座は近世・近代の大阪を、祭り・文学・民俗などから探ります。特集展示『大阪の凧』も開催中。あわせてご覧ください。
- 1.主催
- 大阪歴史博物館
- 2.会場
- 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
- 3.参加費
- 200円
- 4.定員
- 250名(先着順)
- 5.受付
- 18時から開始、直接会場へお越しください。
- 6.日程・内容
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- 平成25年 6月14日(金)
- 18:30~19:45
- せともの祭の造り物について
- ■澤井浩一(当館学芸員)
- 毎年7月におこなわれる火防陶器神社のせともの祭は、陶磁器の問屋街である通称「瀬戸物町」の信仰を反映した祭りで、皿や茶碗、タイルなどで飾り立てた瀬戸物一式の造り物が出されてきました。造り物の題材は、その時代に人気のあった芸能や社会事象などから選ばれ、人形や舞台が制作されています。今回は、昭和初期から戦後の復興期の写真を中心にその実像を紹介し、祭りの変遷を概観します。
- 平成25年 6月 21日(金)
- 18:30~19:45
- 随筆にみる近代の「大阪」
- ■船越幹央(当館学芸員)
- 近年、昭和初期の大阪を指す言葉として「大大阪」という語がよく使われます。繁栄の象徴、モダニズムの象徴として受け止められていますが、都市化の進展や産業の発展などによって、当時の大阪は多面的な様相を呈していました。今回は、大阪について書かれた明治期から昭和初期のさまざまな随筆等を読みながら、そこに表れた大阪の姿について考えてみます。
- 平成25年 6月28日(金)
- 18:30~19:45
- 淀川の漁業と巨椋池の漁業 ―環境変化の中の内水面漁業―
- ■伊藤廣之(当館学芸員)
- 京都と大阪を結ぶ淀川は、コイ・フナ・ウナギ・シジミなど川の幸に恵まれ、それらを対象とする内水面漁業がさかんでした。近代以降の河川環境の変化のなかで、淀川および巨椋池の内水面漁業がどのように変貌していったのかを、漁師のライフヒストリーをとおして振り返ります。
- ※演題・内容等は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
- 7.お問合せ
- 大阪歴史博物館
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
なにわ歴博講座係
TEL 06-6946-5728 FAX 06-6946-2662