
(H25.10.2更新)
秋の講座「考古学から探る原始・古代の大阪」
- 1.主催
- 大阪歴史博物館
- 2.会場
- 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
- 3.参加費
- 200円
- 4.定員
- 250名(先着順)
- 5.受付
- 18時から開始、直接会場へお越しください。
- 6.日程・内容
-
- 平成25年 10月18日(金)
- 18:30~19:45
- 河内地域における土器からみた邪馬台国時代の地域間交流
- ■杉本厚典(当館学芸員)
- 土器には地元の伝統的な様式や技法にもとづいて製作される在地の土器と、他の地域の伝統・技法で製作される外来系土器とがあります。外来系土器からは過去の地域間交流のあり方をうかがうことができます。これらの土器をもとにして邪馬台国時代の河内地域が、吉備や山陰、東海地方とどのような関係にあったかを検討し、地域連合の実態に迫ります。
- 平成25年 10月 25日(金)
- 18:30~19:45
- 倭と韓をつなぐ-邪馬台国時代の壱岐と対馬-
- ■寺井誠(当館学芸員)
- 日本列島と朝鮮半島の人々は、古くから海峡を越えて交流をしていました。いわゆる「邪馬台国の時代」では、この交流において重要な役割を果たしたのは、壱岐と対馬です。これらの島はこの交流の仲介をする役割を果たしていたと思われます。本講座では紀元前後から3世紀頃までの日朝交流について考古学の成果を基に概説し、壱岐・対馬が果たした役割について話したいと思います。
- 平成25年 11月1日(金)
- 18:30~19:45
- 「中期」難波宮をめぐって-朱鳥火災後の整理作業と空白の40年間-
- ■李陽浩(当館学芸員)
- 朱鳥元年(686)に前期難波宮が焼失してから、神亀3年(726)に後期難波宮の造営が開始されるまでの40年間、難波宮の跡地がどのような状況だったのかはよく分かっていません。この「中期」難波宮の実態について、朱鳥火災後の整理作業がいつ行われたのかという問題を手掛かりに、当時の様子を考えてみたいと思います。
- ※演題・内容等は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
- 7.お問合せ
- 大阪歴史博物館
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
なにわ歴博講座係
TEL 06-6946-5728 FAX 06-6946-2662