
(H26.9.2更新)
- ■「村野藤吾作品としての関西大学千里山キャンパス」
- 橋寺知子氏(関西大学准教授)
関西大学千里山キャンパスには、円形の図書館など、村野藤吾の個性的な作品があります。また約30年の長きにわたって、村野がキャンパス計画に関わり続けた点でも注目できます。村野藤吾はキャンパス建設にあたり、その時々にどんなことを考え、どんな場所を作ろうとしたのか、新旧さまざまなキャンパス風景を示しつつお話ししたいと思います。

関西大学簡文館
●講師プロフィール
1965年神戸市生まれ。1993年関西大学大学院博士課程修了。博士(工学)。近代建築史。共著に『関西のモダニズム建築』(淡交社)、『関西のモダニズム建築-1920~60年代、空間に表れた合理・抽象・改革』(淡交社)。関西大学大阪都市遺産研究センター研究員としても、「大阪の近代」にさまざまな角度から眼を向ける。
1965年神戸市生まれ。1993年関西大学大学院博士課程修了。博士(工学)。近代建築史。共著に『関西のモダニズム建築』(淡交社)、『関西のモダニズム建築-1920~60年代、空間に表れた合理・抽象・改革』(淡交社)。関西大学大阪都市遺産研究センター研究員としても、「大阪の近代」にさまざまな角度から眼を向ける。
- ■「村野藤吾のハードコア」
- 笠原一人氏(京都工芸繊維大学助教)
村野藤吾の作品は、様々な様式を組み合わせ、細部まで凝った豊かなデザインによる建築であると評価されてきました。しかしよく見ると随所に、モダニズムや建築の原理を揺るがすような、常軌を逸した奇妙なデザインを見出すことができます。それは何を意味しているのでしょうか。具体的な事例を見ながら、考えてみたいと思います。

八幡市民会館
●講師プロフィール
1970年神戸市生まれ。1998年京都工芸繊維大学大学院博士課程修了。2010-11年オランダ・デルフト工科大学客員研究員。博士(学術)。近代建築史・建築保存改修論専攻。共著に『村野藤吾-建築とインテリア-』(アーキメディア)、『村野藤吾建築案内』(TOTO出版)、『村野藤吾のファサードデザイン』(国書刊行会)ほか。現在、京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催する第13回村野藤吾建築設計図展を準備中。また2007年より大阪のClub Tapにて村野藤吾建築作品見学全国ツアーを13回実施。本年11月には九州ツアーを実施予定。
1970年神戸市生まれ。1998年京都工芸繊維大学大学院博士課程修了。2010-11年オランダ・デルフト工科大学客員研究員。博士(学術)。近代建築史・建築保存改修論専攻。共著に『村野藤吾-建築とインテリア-』(アーキメディア)、『村野藤吾建築案内』(TOTO出版)、『村野藤吾のファサードデザイン』(国書刊行会)ほか。現在、京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催する第13回村野藤吾建築設計図展を準備中。また2007年より大阪のClub Tapにて村野藤吾建築作品見学全国ツアーを13回実施。本年11月には九州ツアーを実施予定。
特別展「村野藤吾 やわらかな建築とインテリア」 講演会 村野藤吾の建築 |
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開催期間 | 平成26年9月6日(土) 午後1時30分~午後4時(受付は午後1時から) |
会 場 | 大阪歴史博物館4階 講堂 交通のご案内 |
定 員 | 250名(当日先着順) |
料 金 | 300円(特別展の観覧券もしくは半券提示の方は無料) |