秋の特集「懐かしの昭和大阪-光と影-」
(H26.10.1更新)
10月1日(水)~10月27日(月)(予定)
「昭和」は、1926年から1989年まで、60年あまり続いた時代です。戦争と復興、高度成長と大衆消費社会の到来など、“激動の時代”と呼ぶにふさわしい日々でした。
平成生まれの人口が2割を超え、「昭和」を知らない世代も増えてきています。その光と影の両面を収蔵資料で振り返ります。
(伊藤(廣)、船越、酒井、内藤)

大阪ビルヂングのテラコッタ

万博のパンフレット類
昭和45年(1970) 本館蔵(藤原誉子氏寄贈)
日本万国博覧会は、昭和45年(1970)、大阪の千里丘陵で開かれた。テーマ館「太陽の塔」を含めて118のパビリオンが開設された。未来的な建築も多かったが、パンフレットもお国柄を示して多種多様なものとなった。

人間国宝月山貞一の鎗「日本号」
昭和41年(1966) 個人蔵
大阪生まれの人間国宝・月山貞一は、大戦後の作刀禁止という苦難の時代を乗り越え、昭和四十一年、黒田節で知られる名槍「日本号」の再現に挑み、この作品を世に残した。

祈願札
昭和25年(1950) 本館蔵(柴垣和夫氏寄贈)
ヒロポン・パチンコ・映画から縁を断つ決意を記した祈願札。 ヒロポンは昭和26年に使用・所持が禁止となった覚せい剤の一種。それまでは強壮剤として軍隊や民間で使用されていた。
フロア / 7階 近代現代フロア |
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