【初公開】70年ぶりに見つかった鐔/【館蔵・寄託】昭和の刀剣
(H27.7.2更新)
平成27年7月4日(月)~10月26日(月) (予定)
近年、関西の個人宅から昭和16年の新聞紙にくるまれたままの刀剣類が発見されました。 戦時下の金属供出を避けるために隠したものだったと思われます。 このうち鐔は鉄鐔が中心で、収集者の好みがうかがえるものです。また、これにあわせ、昭和戦前期から戦後にかけての大阪の刀剣製作を示す4口の刀を展示します。
(内藤直子)

安親銘の鐔
【展示作品】
天下一銘の鐔1枚/信家銘の鐔3枚/金家銘の鐔1枚/貞広銘の鐔1枚/無銘鐔2枚/安親銘の鐔1枚(上写真) ※いずれも個人蔵

昭和の刀剣
【展示作品】
川野貞重刀匠作の軍刀(本館蔵・木村武志氏寄贈)/月山貞勝刀匠作の奉納刀(諏訪神社所蔵)/川野貞重刀匠作短刀(個人蔵)/月山貞利刀匠作直刀(本館蔵)
フロア / 7階 | コーナー / 美術工芸の諸相 |
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※なお、同宅から70年ぶりに発見された刀剣のうち研磨が済んだものについては 当館の所蔵品とともに8月5日(水)~10月19日(月)に公開する予定です。
【展示作品】
太刀 銘 友成作(初公開・個人蔵)/脇指 銘 信国(初公開・個人蔵)/刀 銘 和泉守兼定(本館蔵・前田善衛氏寄贈)/刀 銘 清光(本館蔵・太田四郎氏寄贈)/黒塗脇差拵 後藤一乗総金具(本館蔵・前田善衛氏寄贈)/宇治川先陣図鐔(本館蔵・太田四郎氏寄贈)/竹図鐔(本館蔵)
【展示場所】 8階 特集展示室通路側ケース