
(H28.10.4.更新)
第2期「古代史研究の最前線」
古代史の研究をテーマに当館学芸員による最新の研究成果を報告します。今回は午後2時からの開催となります。
主 催 | 大阪歴史博物館 |
会 場 | 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内 |
参 加 費 | 各回 200円 ※「キャンパスメンバーズ」会員校(大阪市立大学、大阪大学、大阪府教育センター附属高等学校)の方は、証明証提示により本講座に無料で参加できます。 |
定 員 | 各回 250名(当日先着順) |
受 付 | 13時30分時から開始、直接会場へお越しください。 |
お問合せ | 大阪歴史博物館 〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32 なにわ歴博講座係 TEL 06-6946-5728/FAX 06-6946-2662 |
日程・内容
- 平成28年 11月11日(金)
- 14:00~15:15
- 日本都城の源流について-日中都城の比較から-
- ■村元 健一(当館学芸員)
- 碁盤目状の古代日本都城は、唐の長安をはじめとする中国都城に起源があると古くから考えられています。当初は長安だけが比較の対象でしたが、現在では様々な都城との比較研究が行われ、都城起源論も複雑になってきました。今回の講座では日本都城の起源について、これまでの有力な学説を振り返りながら考えていきます。
- 平成28年 11月25日(金)
- 14:00~15:15
- 新羅か、百済か-渡来系遺物から見た5、6世紀の国際関係-
- ■寺井 誠(当館学芸員)
- 朝鮮半島で激しく覇権を争った新羅と百済。日本列島の古墳時代ではその両国から伝わった文物が発見されていますが、同じ地域で重複しないように分布しています。これは何を意味するのでしょうか?新羅系、百済系資料の分布状況から、対新羅、対百済交渉が誰によって、どのように行われていたかということを考えてみます。
- 平成28年 12月2日(金)
- 14:00~15:15
- 古代宮殿における出御と「距離」
- ■李 陽浩(当館学芸員)
- 古代の宮殿配置は当時の政務や儀式と密接な関係にあるといえます。ここでは正殿と後殿の関係から、当時の出御方法とそれにまつわる「距離」について考えてみたいと思います。
※演題・内容等は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。