

大阪歴史博物館では特別展「渡来人いずこより」を4月26日(水)~6月12日(月)に開催します。今回は、この展覧会で展示される資料が出土した現地を歩きます。見学先では、現地の博物館にも立ち寄り、展示や周辺の遺跡を案内していただくことも予定しています。
見学コースのご案内
※下記のコースや集合・解散場所については、若干の変更が生じる場合もございますが、ご了承ください。
第1回 5月21日(日)午後1時~4時
李 陽浩
(大阪歴史博物館学芸員)
熨斗(のし)の出土地・高井田山古墳をめぐる
古代のアイロン・熨斗が出土した高井田山古墳と周囲の史跡高井田横穴公園、柏原市立歴史資料館を歴史資料館の学芸員による解説を聞きながらめぐります。また、河内六寺のうち、鳥坂寺跡・智識寺跡なども探訪します。
集合:JR関西本線「高井田」駅改札口前
解散:近鉄大阪線「安堂」駅(予定)
第2回 5月28日(日) 午後1時~4時
野島 稔 氏
(四條畷市立歴史民俗資料館館長)
村元健一
(大阪歴史博物館学芸員)
野島館長と歩く、四條畷の遺跡
河内湖の東岸にあたる四條畷市では、馬や渡来人に関わる古墳時代の資料が数多く見つかっており、馬の飼育を専門に行う河内馬飼いの拠点だったと考えられています。このコースでは四條畷市立歴史民俗資料館や、墓ノ堂古墳や忍岡古墳などをめぐります。
集合:JR学研都市線「四条畷」駅改札前
解散:JR学研都市線「忍ヶ丘」駅(予定)
第3回 6月4日(日) 午後1時~4時
杉本厚典
(大阪歴史博物館学芸員)
長原遺跡に古墳時代の渡来人の足跡を訪ねて
河内湖の南岸にあたる長原遺跡では、古墳時代中期の韓式系土器を多く出土する集落や古墳が多数見つかっています。この地を訪れた渡来人たちの暮らしや、もたらした技術などを、発掘調査地を巡りながら確かめます。
集合:地下鉄谷町線「出戸」駅改札前
解散:地下鉄谷町線「出戸」駅(予定)
考古学入門講座 なにわ考古学散歩 「渡来人」ゆかりの地を歩く |
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主 催 | 大阪歴史博物館・公益財団法人大阪市博物館協会大阪文化財研究所 |
日 時 | 平成29年5月21日、28日、6月4日 計3回(いずれも日曜日) |
見学時間 | 各回午後1時~4時 |
参 加 費 | 1,500円(3回分、保険料含む。交通費は参加者自己負担。参加されない回があっても返金いたしません。) |
定 員 | 30名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選) |
応募条件 | 3回通しで参加できる方 |
歩く距離のめやす | 一回の行程で約3kmを歩きます。 |
主な見学場所 | 四條畷市立歴史民俗資料館、柏原市立歴史資料館、長原遺跡(大阪市平野区)など |
申込方法 | 往復はがきに、郵便番号 ・住所・氏名・連絡先電話番号、返信用はがきの宛先を必ず書いて、下記宛にお申し込みください。 (はがき1枚につき1名の申し込みに限ります。同一人の重複応募は不可です)
参加申し込みをされた方の個人情報は、この事業に関する連絡のみに使用します。また、本人の同意なしに個人情報を第三者に開示・提供することはありません。 |