長原206号墳 ~地下に眠る長原古墳群の一例~
(H30.6.20更新)
平成30年6月13日(水)~ 8月6日(月)予定
大阪市平野区には、4世紀末~6世紀後半に造られた200基を超す長原古墳群が埋もれています。そのうちのひとつ、長原206号墳は6世紀前半に造られた方墳です。規模は長原古墳群の中では小さいほうですが、墳丘からは木棺を直接埋めた墓壙と、蓋と身が合わさった状態の須恵器杯や石製紡錘車が見つかり、周溝からもたくさんの土器が見つかりました。特設コーナーではこれら須恵器杯・高杯・壺、石製紡錘車等20点を展示します。
長原古墳群は飛鳥時代以降の水田耕作で壊され、洪水の土砂で埋もれて地表からは見えません。冬の特別展「はにわ大行進―長原古墳群と長原遺跡―」(平成31年1月26日~3月17日)の予告として、その一例をご紹介します。
(松本百合子)
フロア / 10階 | コーナー / 特設展示 |
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