後期難波宮の鴟尾
(H30.8.22更新)
平成30年8月22日(水)~11月5日(月)
鴟尾とは、大屋根の両端に置かれた大きな飾り瓦のことです。古代では寺院や宮殿などの主要な建物だけに使われる格式高いもので、高さは1~1.5mほどもあります。建物を立派に見せるとともに、火除けのまじないとして用いられました。
難波宮の調査では、第1次発掘のきっかけとなった鴟尾の破片(「難波宮を掘る」コーナーで展示中)が有名ですが、それ以外にも、鳥除けの工夫がなされた鴟尾や、葡萄の文様をあしらった鴟尾などが見つかっています。この機会に、ぜひご覧ください。
(李陽浩)
フロア / 10階 | コーナー / 特設展示 |
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