
大阪歴史博物館では、令和元年7月27日(土)より、特別展「~国芳、広重、国貞、豊国、英泉…江戸・明治の浮世絵師たちが描く~ニャンダフル 浮世絵ねこの世界展」を開催します。展覧会に先立ち、ネコの歴史や人間とのかかわりを紹介する講座を開催します。
日時・内容 |
① 令和元年6月29日(土) ② 令和元年7月6日(土) ③ 令和元年 7月13日(土) ※各回とも、午後1時30分~2時30分(受付は1時~) |
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会 場 | 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内 |
定 員 | 250名(当日先着順・直接会場にお越し下さい) | 参 加 費 | 各回 200円 ※キャンパスメンバーズ会員校の方は、証明証提示により本講座に無料で参加できます。 |
問合せ | 大阪歴史博物館 〒540-0008 大阪市中央区大手前4丁目1番32号 |
第1回 「古代中国のネコとヒト」 もともと日本にはネコはおらず、朝鮮半島や大陸からやってきたと考えられます。中国でもネコに関する記録はあまり多くはありません。今回の講座ではいくつかのエピソードを軸に中国でのネコとヒトとの歴史を見ていきます。
![]() 『三才図会』の猫 第2回 「都市のなかのネコ~近世の京都・大坂を中心に~」 人口の多い都市ではネズミ対策のため重宝される一方、人々に可愛がられる身近な存在でした。16世紀末から19世紀にかけて、京都・大坂に暮らしたネコの様子を公家の日記やさまざまなエピソードから紹介します。 天正19年(1591) 第3回 「姿を写し取る~ネコの土人形~」 江戸時代には、町の人々の手に入るネコグッズとして土人形がありました。大阪市内の蔵屋敷跡などから出土し、大阪近隣で製作されたとみられるこれらの資料から、当時の人々がとらえたネコの姿を考えてみます。
大阪市内出土のネコ型土人形 |