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(2021.2.2 更新)

なんばパークス南隣で古墳時代の集落発見!
-大阪市教育委員会・一般財団法人大阪市文化財協会による発掘調査 写真展-

大阪市教育委員会と一般財団法人大阪市文化財協会は、令和元年(2019)10月から翌年2月にかけて浪速区難波中2丁目にて発掘調査を行いました。ここは「なんばパークス」の南隣で、この辺りに買い物に来られた方も多いことでしょう。歴史的には「難波なんば御蔵おくら」という徳川幕府が設けた蔵がこの辺りにあったとともに、古代と推定される船が明治時代の開発で発見されていて、「船出ふなで遺跡いせき」の名前の由来となっています。
 今回の発掘調査での最大の成果は、古墳時代中期(5世紀)の遺物がまとまって発見され、この時期の集落があったことが確認できたことです。大阪湾に面した海浜集落であり、古墳時代の海上交通で重要な役割を果たしていたのかもしれません。
 ここでは繁華街の中で見つかった古墳時代集落の最新調査成果を現場写真で紹介します。

(寺井誠)

発掘調査現場

発掘調査現場

古墳時代中期の土師器高杯が発見された時の状況

古墳時代中期の土師器高杯たかつきが発見された時の状況

開催日時 令和3年2月3日(水)~6月21日(月)
会  場 大阪歴史博物館 1階 エントランス
観 覧 料 無料

1Fエントランス