コレクションの輝き いにしえの珠玉
(2020.11.27更新)
2020年11月25日(水)~2021年2月1日(月)(予定)
今回展示する玉類は、昭和40年代後半、当館の前身である大阪市立博物館に寄贈されたコレクションの一部です。古い収集品のため出土地などは明らかではありませんが、様々な素材・形の玉が含まれ、美しい輝きを放っています。
玉類とは装飾品です。アクセサリーは、現代の日本では個人の好みやファッションの一部といった感覚がありますが、古くは特別な力を与えてくれる道具でもありました。美しい輝きをもつ希少な石やガラス・金属が重んじられ、権力者たちは自らの威厳を示すため広くこれらを求めたのです。
玉が現代の収集者たちの目をも惹きつけて止まないのは、何年経っても色褪せない輝きと、こうした背景に秘められた魔力によるものなのでしょうか。
(安岡早穂)
フロア / 10階 | コーナー / 特設コーナー |
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