
(H26.4.24更新)
特別展「韓国のこころと暮らし-高麗大学校博物館所蔵品展-」
平成15年7月23日(水)~9月8日(月)
![]() |
|
---|---|
韓国の刺繍は、古代からの伝統を誇るもので、よりのかかった糸を用いてやや立体的に仕上げ、動植物をモチーフにした吉祥文様などが多くみられます。また、用法や用途も多彩です。今回の講座では、韓国伝統刺繍の担い手のひとりである南氏のご指導のもと、花のモチーフの刺繍に挑戦していただきます。韓国伝統文化の一端にふれてください。 ※この事業は、平成15年度文化庁芸術拠点形成事業の支援を受けています。 |
|
日 時 | 6月13日(金)・14日(土) |
会 場 | 大阪歴史博物館前 アトリウム特設会場 |
講 師 | 社団法人韓国礼節文化院 院長 南相敏 氏 |
受講定員 | 各回30名※小学校4年生以上、小学生は保護者同伴のこと。講座の見学は自由です。 |
参加費用 | 無料 |
参加方法 | 往復はがき(お1人につき1通)に・住所 ・氏名・電話番号・受講希望日(30日か31日)をご記入の上、以下の宛先へお申込みください。 〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32 大阪歴史博物館「韓国体験講座」係 ※応募者多数の場合は抽選となりますので、ご了承ください。 |
申込締切 | 8月22日 (金) 必着 |
![]() |
|
チマ、チョゴリ、パジ(男性用のズボン)などの民族衣装を着て、特別展をご覧いただきます。伝統的な韓国世界にひたってください。 | |
日 時 | 7月26日(土)・27日(日) 正午~午後4時30分 (受付は午後3時まで) |
着付け会場 | 大阪歴史博物館 2階 第1会議室 |
協 力 | 生野コリアタウン推進委員会 |
参加方法 | 当日会場にて随時受付。特別展の観覧券を提示してください。 ※ 衣装に限りがあり、人数を制限する場合があります。 |
料 金 | 参加 無料(ただし、特別展観覧料が必要) |
![]() |
|
僧舞 (スンム) 、立舞 (イプチュム) などの民俗舞踊、テグム(尺八のような笛)、カヤグム(琴)などの伝統楽器が織りなす幻想的な世界をご紹介します。 | |
日 時 | 8月3日(日) 午後2時~3時 |
会 場 | 大阪歴史博物館 4階 講堂 |
出 演 | 趙 寿玉 (チョウ・スオク) チュムパンの会 |
定 員 | 250名(当日先着順) |
受 付 | 当日、午後1時30分から会場前にて受付。 |
料 金 | 参加 無料 |
![]() |
|
日本の江戸時代にあたる朝鮮時代後期の人々の生活を、展示資料にもふれながら紹介します。 ※この事業は、平成15年度文化庁芸術拠点形成事業の支援を受けています。 |
|
日 時 | 8月23日 (土) 午後2時から |
会 場 | 大阪歴史博物館 4階 講堂 |
講 師 | 高麗大学校博物館長 崔 光植 (チェ・グワンシク) 氏 |
定 員 | 250名(当日先着順) |
受 付 | 当日、午後1時30分から会場前にて受付。 |
料 金 | 参加 無料 |
特別展「韓国のこころと暮らし-高麗大学校博物館所蔵品展-」 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
会 期 | 平成15年7月23日 (水) ~9月8日 (月) | |||||||||
主 催 | 大阪歴史博物館・高麗大学校博物館 | |||||||||
後 援 | 駐大阪大韓民国総領事館・関西韓国文化院 在日本大韓民国民団大阪府地方本部 NHK大阪放送局 | |||||||||
会 場 | 大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内 | |||||||||
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで) (ただし、入館は閉館の30分前まで) |
|||||||||
休 館 日 | 毎週火曜日 | |||||||||
観 覧 料 |
※( ) 内は20名以上の団体割引料金 |
|||||||||
展示予定 資料数 |
183件 210点 |
主要出品物
![]() |
匙箸入(さじばしいれ)
|
![]() |
円衫(えんさん)(重要民俗資料)
|
![]() |
木雁(もくがん)
|
![]() |
鮒(ふな)形錠前
|
今回の展覧会では、高麗大学校博物館が所蔵する豊富な民俗資料のなかから、衣類、調度品、呪術具など、183件210点(重要民俗資料2点)を展示します。展示資料に示される文様や用いられる儀礼などを通じて、韓国の人々の願いや祈り、感性や美意識、行動様式の背景などの、こころの世界を探求し、その文化的土壌を紹介します。
古代から現代に至るまでのながい文化交流の歴史のなかで、日本は文化的に韓国から大いに影響を受け、鎖国下の江戸時代においても、朝鮮通信使などが来日し、その交流の中心に大阪は位置していました。その文化交流の影響を展示資料を通じて実感していただくのが本展の目的です。
韓国で使用されてきた伝統的な生活用具には、富や多産、長寿などの願いをこめた桃や瓢箪 (ひょうたん)、蝙蝠 (こうもり)、海老 (えび)、鯉などのさまざまな文様が添えられています。また、年中行事や通過儀礼などの時間や人生の節目には、神々や祖先たちがいる他界が意識され、願いの成就や悩みごとの解決には、占いやシャーマニズムのひとつであるムダン(巫者)の儀礼を通じて神々と交流することが大きな手段でした。
本展は、こうした日常生活の意匠にみる人々の祈り、さまざまな儀礼と神々との交流の二つをテーマとして展開します。
高麗大学校博物館は、考古・歴史・民俗・書画・磁器・伝統産業用具・現代美術に及ぶ10万点の収蔵資料を有し、質量ともに韓国の大学博物館を代表するものとして知られています。本展は、高麗大学校博物館の所蔵品を一堂に公開する日本で初めての展覧会となります。