第41回 特集展示あのころ、こんな子どもの本があった
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◆ 平成18年 6月14日(水)~ 8月28日(月) ◆
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毎週火曜日休館
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会 場 |
8階 特集展示室
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時 間 |
9:30~17:00(金曜は20:00まで)
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※入館は閉館30分前まで
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観覧料 | |
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主 催 | 「戦後60+1周年 子どもの本・文化プロジェクト」実行委員会 メリーランド大学 大阪歴史博物館 |
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後 援 | 大阪府教育委員会 (財)大阪国際児童文学館 (社)日本国際児童図書評議会 絵本学会 大阪国際児童文学館を育てる会 大阪府子ども文庫連絡会 日本子どもの本研究会 日本児童文学学会 (社)日本児童文学者協会 (社)日本図書館協会 |
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本展覧会では、「子どもの本の歴史」「検閲」「原爆」などのコーナーを設け、メリーランド大学・プランゲ文庫に所蔵される貴重な日本の児童書などを展示し、あわせて「大阪」コーナーでは、敗戦後、大阪で刊行された雑誌『ひかりのくに』、新聞『コドモ大阪』など、地元の出版物を展示します。
「教科書」コーナーでは、敗戦直後の墨塗り教科書・暫定教科書を経て、アメリカの教科書を参考にした教科書づくりが模索された様子を紹介します。
また、本土とは異なった状況におかれ、昭和47年までアメリカ統治下にあった「沖縄」について、子ども文化に関する統治政策や、沖縄独自の出版活動についても取り上げます。
満州事変から太平洋戦争に至る戦争の時代(昭和6年~20年)、そして敗戦とアメリカ軍による占領の時代(昭和20年~27年)は、20世紀の日本に生きる人々にとって最も苦難に満ちた時代であったといえるでしょう。それは大人だけでなく、子どもたちにとっても同様でした。
戦時中、子どもたちは「少国民」と呼ばれ、将来、男の子は“兵隊さん”になることが、女の子は“銃後の護り”につくことが求められました。子どもの本にも、戦争や軍事に関する記事や絵があふれていました。
敗戦後、GHQ(連合国軍総司令部)による民主化が進められ、アメリカ文化が流入してきました。その一方で、GHQはメディアに対する検閲を通して言論統制を行いました。子どもの本も例外ではなく、アメリカの児童書から強い影響を受けた書物が出版されるとともに、民主化に不都合とされる言論は削除・修正せざるを得なくなりました。
この展覧会では、その実例を紹介し、子どもの本を通して、戦争から敗戦という激動の時代に生きた子どもたちと、その暮らし・文化について振り返り、子どもをめぐる問題が多様化する今日、私たちの社会のあり方を考えていただく一助とするものです。
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【日 程】 平成18年7月2日(日)~8月28日(月) 『あのころ、こんな子どもの本があった』展に関連して開催される「日米交流 子どもの本・文化セミナー」で、講演のため来日されるデニィ・ギューリック 氏(メリーランド大学教授)の祖父、シドニー・ギューリック 氏が、昭和初期に日米友好のため日本の子ども達に贈呈を計画された「青い目の人形」を展示します。 |
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【日 程】 平成18年7月1日(土)・2日(日)
【申込締切】 お席に若干余裕がございます(H18/6/23)。 |
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【日 程】
【時 間】 午後2時から(ただし、7/1のみ午前10時30分から) 【会 場】 大阪歴史博物館 8階 特集展示室 【参加費用】 無料(ただし、ご入場には常設展示観覧料が必要です) |
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【日 程】 平成18年7月30日(日)・8月6日(日) |
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【日 程】 平成18年8月13日(日)・8月14日(月) |
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火のはなし |
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展示資料数: 約500点 |
コドモ大阪 創刊号 |
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キンダーブック 復刊第1号
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