(H25.8.26更新)
大阪歴史博物館 特別展
「幕末・明治の超絶技巧
世界を驚嘆させた金属工芸
-清水三年坂美術館コレクションを中心に」を開催します
平成23年4月13日(水)~5月29日(日)
特別展「幕末・明治の超絶技巧 世界を驚嘆させた金属工芸-清水三年坂美術館コレクションを中心に」 | ||||||||||
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主催 | 大阪歴史博物館 | |||||||||
協力 | 清水三年坂美術館 | |||||||||
会期 | 平成23年4月13日(水)から5月29日(日)まで | |||||||||
休館日 | 毎週火曜日 但し5月3日は開館、5月6日は休館 | |||||||||
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで) (ただし、入館は閉館の30分前まで) | |||||||||
会場 | 大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内 | |||||||||
観覧料 |
※( )内は20名以上の団体割引料金 ※中学生以下、大阪市内在住の満65歳以上の方(要証明提示)、障害者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料 | |||||||||
総出品件数 | 約170件 |
大阪歴史博物館では、平成23年4月13日(水)から5月29日(日)まで、6階の特別展示室において、特別展「幕末・明治の超絶技巧 世界を驚嘆させた金属工芸-清水三年坂美術館コレクションを中心に」を開催します。
幕末・明治という時代は、日本の美術工芸の世界に大きな変革をもたらしました。中でも金属工芸は、永く刀装金工を中心に発展してきましたが、幕藩体制の崩壊とその後の廃刀令(明治9年:1876年)によって、大きな後ろ盾を失いました。しかし刀装金工たちは、自らの技術を芸術世界に高めることでその生き残りを図ります。
帝室技芸員としてこの時期の金工界を牽引した加納夏雄 と海野勝珉 、そして岡山の地で細緻な技を極めた正阿弥勝義 、また、塚田秀鏡 、香川勝広 ら、刀装金工から彫金芸術の世界へと大きく飛躍した彼らが制作した、想像を絶するほどの細密な作品は、国内はもちろん海外の美術愛好家に驚きをもって受け止められました。その結果、多くの作品が海外へとわたることとなりました。
清水三年坂美術館は、このように海外で評価された幕末・明治期の工芸作品を国内で再評価することを願い、設立されました。今回の展覧会では、その清水三年坂美術館の所蔵作品を中心に、変革の時代に新たな芸術をめざし制作された金属工芸の名品約170件を紹介します。
(参考)清水三年坂美術館
海外に流出した名宝である幕末・明治の金工、七宝、蒔絵、薩摩焼を常設展示する日本で初めての美術館。平成12年設立。
所在地 〒605-0862 京都市東山区清水寺門前三寧坂北入清水三丁目337-1