
大阪歴史博物館では、平成23年7月6日(水)から10月3日(月)まで、8階特集展示室において特集展示「新発見!なにわの考古学2011」を開催します。
この特集展示では、平成21・22年度に大阪文化財研究所が行った大阪市内の遺跡発掘調査の中から、古墳時代の初期須恵器窯(難波宮跡)、飛鳥時代の前期難波宮の壁土(難波宮跡)、難波京とその条坊制の存在を示唆する奈良時代の橋(上本町遺跡)、江戸時代の国産磁器の最高峰に位置付けられる鍋島焼(佐賀藩蔵屋敷跡)など、主要な成果を約300点の出土資料と発掘現場の写真パネルでご紹介します。
またテーマ展示では、かつて輸出産業の花形であった、近現代の貝ボタン産業と大阪の係わりについて、遺跡から出土した製造過程の廃材から、現代の貝ボタン製品まで、幅広い資料を通してご紹介します。