
豊臣秀吉像
南化玄興賛 桃山時代 17世紀
愛知・妙興寺蔵
[後期展示]
豊臣秀長像
文禄2年(1593)
京都・大光院蔵
[後期展示]
秀長の菩提寺である大光院に伝来したもので、秀長の姿を今に伝える貴重な肖像画です。大阪展では、同じく秀長の菩提寺である春岳院(奈良)に伝わった肖像画や壷阪寺(奈良)に伝わる木像がお目見えします。
賤ケ岳合戦図屏風
江戸時代
長野・佐久市教育委員会蔵
[左隻は前期展示、右隻は後期展示]
<右隻>
信長亡き後、柴田勝家と秀吉による跡目争いの戦いの様子で、「秀吉公」や瓢箪の馬印、秀長の陣営を指す「羽柴美濃守守之」が描かれています。
羽柴秀吉書置 美濃守宛
天正11年(1583)3月晦日
滋賀・長浜城歴史博物館蔵
[7月8日~7月27日展示]
賤ケ岳合戦の際に秀吉から秀長に送られた書状です。前線の指揮を執る秀長に対して、秀吉が細やかな指示を与えています。
郡山城跡出土瓦
16世紀
奈良・大和郡山市蔵
[通期展示]
大坂城跡出土瓦
16世紀
大阪市教育委員会蔵
[通期展示]
秀吉の大坂城と秀長の郡山城から、同じ型で作られたとみられる瓦が出土しました。兄弟が瓦を生産する道具や仕組みを共有していたことが推測できます。
藤堂高虎所用 紅糸胸白威二枚胴具足
江戸時代 17世紀
大阪城天守閣蔵
[通期展示]
高虎が大坂冬の陣で着用した具足と伝わります。胸板や兜の吹返には、藤堂家の蔦紋があしらわれています。
豊臣秀長所用 肩衝茶入 銘 薬師院
中国・南宋~元時代 13~14世紀
兵庫・香雪美術館蔵
[通期展示]
秀長所用と分かる唯一の茶入で、天正15年 (1587)正月に大和郡山で行われた茶会では、秀長がこの茶入を用いたことが知られています。
竹茶杓 歌銘 面影
江戸時代 17世紀
愛知・徳川美術館蔵
[通期展示]
大名茶人として知られた小堀遠州(正一)の作。和歌に因んで名付ける歌銘は、小堀遠州が創始したとされています。遠州は、王朝時代の幽玄と中世の佗びとを融合させた新たな美意識である「綺麗さび」を確立しました。
刀 無銘 一文字 名物 南泉一文字
鎌倉時代 13世紀
愛知・徳川美術館蔵
[前期展示]
覇気のある姿に絢爛華麗な重花丁子の刃文を焼いた、天下人を魅了した名物です。
浅葱地入子菱花丸紋散模様厚板
桃山時代 16~17世紀
東京・国立能楽堂蔵
[通期展示]
厚板は能装束の一つで、中国から舶載された錦や唐織など厚手の織物で仕立てられたことからの呼び名です。色とりどりの文様が織り出され、桃山時代特有の仕立てが見られます。
唐物茄子茶入 付藻茄子 大名物
中国・南宋~元時代 13~14世紀
東京・静嘉堂文庫美術館蔵
[8月19日~8月31日展示]
松永久秀が織田信長に献上したことで大和一国の領地を安堵されたとも伝わっています。秀吉・家康と、時の天下人が所持しました。
聚楽第図屏風
桃山時代 16世紀
東京・三井記念美術館蔵
[前期展示]
聚楽第築城から間もない頃に制作されたと考えられます。聚楽第は秀吉の天下を示す城であり、その様子を伝える貴重な作品です。
豊臣秀長公像
寛永7年(1630)
奈良・壷阪寺蔵
[通期展示]
像高99cmの等身大の坐像で、秀長に仕えた大和高取城主・本多因幡守俊政によって壷阪寺に寄進されました。
秀吉が亡くなって3年目に描かれたもので、表装は秀吉の着衣の裂で仕立てられたと伝わります。