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特別展 開館五周年記念「水都遊覧-“大阪は実に橋の都なり水の都なり”-」主な展示資料
(H26.2.13更新)
主な展示資料

舟形木製品

舟形木製品

中央区 長堀住友銅吹所跡下層 飛鳥時代 7世紀

舟を形どった木製品である。長堀の住友銅吹所跡の下層から19点がまとまって見つかった。古代宮都の難波宮跡が存在する上町台地の周辺では、他にも人形木製品や土馬などが見つかることがあり、これらはまつりやまじないに使われたものと考えられる。

浪花名所図会 八軒屋着船図

浪花名所図会 八軒屋着船図

歌川広重画 江戸時代後期

天満橋と天神橋の間の大川南岸にあった八軒家船着場を描いた浮世絵。伏見を出た三十石船が大坂に着き、客は石段を登り、荷物も揚げられている。画面右下に描かれるように運行中は船の上には覆いがされていたが、着船時には外され、支えの木組みが見えている。この付近は大坂と京を結ぶ一大ターミナルであり、物売りや宿屋、馬方や船頭、それに各地からくる客などでたいへんな繁盛を見せていたという。

大坂風景風俗図襖(ふすま)

大坂風景風俗図襖(ふすま)

江戸時代後期

大坂市中の名所や行事を俯瞰(ふかん)した図からなる襖。4面で1組となる。大坂城、高津宮、生国魂神社、北御堂、南御堂、四天王寺、道頓堀の芝居、船番所などが描かれており、当時の生活風俗を垣間見ることができる。写真は毎年三月三日に行われ、大坂の春の風物詩として人々に親しまれていた住吉潮干狩りのシーン。

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