
(H26.2.7更新)
特別企画展「来日400年記念 朝鮮通信使がやってきた!!展」を開催
平成19年5月26日(土)~6月25日(月)
特別企画展「来日400年記念 朝鮮通信使がやってきた!!展」 | |
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会 期 | 平成19年5月26日(土)から6月25日(月)まで |
主 催 | 大阪歴史博物館 |
協 力 | NPO法人 辛基秀と朝鮮通信使を研究する青丘文化ホール |
会 場 | 大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内 |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで) (ただし、入館は閉館の30分前まで) |
休 館 日 | 毎週火曜日 |
観 覧 料 | 常設展示観覧券でご覧になれます |
総出品点数 | 45点 |
大阪歴史博物館では、平成19年5月26日(土)から6月25日(月)まで、6階特別展示室において、「来日400年記念 朝鮮通信使(ちょうせんつうしんし)がやってきた!!展」を開催し、辛基秀(シンギス)コレクションを中心に、当館が所蔵・保管する約45点の通信使関係資料を展示します。
朝鮮通信使は江戸時代に12回、朝鮮国から日本を訪れた公式の政府使節団です。通信使は漢城(ソウル)と江戸の間を往復しましたが、その道々では来日の噂を聞いた人々との間に心を通わせた交流が生まれました。朝鮮通信使の存在は長らく忘れられていましたが、1970年代後半から光が当てられ始め、現在では歴史の教科書にとりあげられるまでになっています。
本年は慶長12年(1607)に第1回の朝鮮通信使が来日して400年となります。当館はわが国で最も充実した朝鮮通信使関連資料である辛基秀コレクションを所蔵・保管しており、節目に当たる年に、それらの資料により改めて朝鮮通信使の意義を考えます。特に今回の展示では朝鮮通信使来日の直接のきっかけとなった 文禄・慶長の役(壬辰・丁酉の乱)にスポットをあてるとともに、平成17年度に寄贈を受けた「朝鮮人来朝一件」(熊田早苗氏寄贈)を初公開し、大坂と通信使の関わりも見つめ直します。
なお、会期中の6月16日(土)13時30分から、姜在彦(カンジェオン)氏(元花園大学教授)による講演会「国交回復の努力と通信使の来日」を、また6月3日(日)14時から、本館学芸員による展示解説をおこないます。