(H27.4.20更新)

道頓堀川開削400年 | |||||
---|---|---|---|---|---|
道頓堀川は、大坂夏の陣が終わった元和元年(1615)に完成し、今年でちょうど400年になります。当館では、道頓堀川の開削とその周辺の開発にかかわった南組惣年寄安井家にのこされた「安井家文書」(大阪市指定文化財)を所蔵しています。また、近年明暦元年(1655)の「道頓堀川大絵図」など新たな資料も見つかりました。これらの資料により、道頓堀川の開削関係の資料や道頓堀の一帯が町として発展していく様子をご紹介します。 |
|||||
期 間 | 平成27年6月24日(水)~8月24日(月) | ||||
会 場 | 大阪歴史博物館 常設展示9階「まちの生活」コーナー 交通のご案内 | ||||
展示資料数 | 約15点 | ||||
道頓堀川開削の再開を指示した文書 元和元年(1615)9月19日 安井家文書 本館蔵(大阪市指定文化財) ![]() 展示風景 ![]()
|
道頓堀川開削400年講座 | |
---|---|
道頓堀川が開削されて400年になることを記念し、当館で所蔵する「安井家文書」(大阪市指定文化財)や近年新たに見つかった資料をもとに、道頓堀川の開削からその一帯が町として発展していく様子や道頓堀の名前の由来となった人物・道頓についてお話します。 |
|
日 時 |
第1回 7月25日(土)「道頓堀の開発」 第2回 8月 8日(土)「道頓の謎」 各回、午前10時~11時30分(開場は午前9時30分) |
講 師 | 八木滋(当館学芸員) |
会 場 | 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内 |
定 員 | 各回250名(当日先着順) |
参 加 費 | 各回200円 |
※イベントの内容は都合により変更される場合があります。ご了承ください。
大坂夏の陣後に大坂城主となった松平忠明が、平野藤次・安井九兵衛に対して「南堀河」(道頓堀)の開削工事とその両側での町家開発の再開を指示した文書。道頓堀川の開削当時の原文書はこれ以外に知られておらず、非常に貴重な文書である。