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特別展 日中国交正常化30周年記念・大阪歴史博物館開館1周年記念「シルクロード 絹と黄金の道」 主な展示資料
(H26.5.28更新)

シルクロードとは、古代中国から西方へ運ばれた代表的な交易品・絹にちなんで、ドイツ人地理学者リヒトホーフェンによって125年前に作られた言葉です。当初は、中国からサマルカンド(現在のウズベキスタン共和国)までの短い交易路を指すものでした。しかし、現在では西のローマと東の長安、さらに奈良までを結ぶ、草原・オアシス・海を経由する巨大な交易路ネットワークを指す幅広い概念となっています。
 中華人民共和国の最も西に位置する新疆(しんきょう)ウイグル自治区は、シルクロードの重要な中継地です。その新疆ウイグル自治区文物局の全面的な協力のもと、考古学的調査によって得られた絵画・彫刻・文書・工芸という様々な分野から、日本初公開作品を中心に最新の発掘成果を含む約150件を厳選し、かつてない規模と質の展覧会が実現しました。まばゆい金銀製品は遊牧民族の躍動を、色鮮やかな絹織物は遥かなる東西交渉の証を感じさせてくれます。
 本展では、これらの交易路を行きかった様々な民族に焦点をあて、紀元前8世紀頃から約2000年間にわたってシルクロードの各地に花開いた文化をご紹介します。ロマンあふれるシルクロードの息吹をご堪能ください。

日中国交正常化30周年を記念し、
シルクロードに花開いた
西域美術の精華-中国新疆ウイグル自治区
の流砂から目覚めた至宝を
日本初公開作品を中心に、
かつてない規模と内容で特別公開!